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インタビュー

乱れた生活を送る男女へ告ぐ!“くい”改めよ! 『大学生の●●●事情!』~今、学生が振り返るべき“食生活”と“食育”~

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西暦2020年某日、Tokyo×2020オリンピック・パラリンピックが開催されることとなった。外国人観光客もたくさん日本へやってくることだろう。折角の機会なので外国人が興味を示す日本文化が知りたい、一体なんだろうか?

 

それは食文化だ!と唱える学生団体がある。筆者は食べることが大好きなので今回はその団体、『学生団体Essens(エッセンス)』の編集長、 昭和女子大学健康管理学科4年の石原美佳さんに取材させてもらってきた。

 

『学生団体Essens』はココがすごい!

学生団体Essensは“おいしいごはんは未来を広げる”というコンセプトのもと活動している団体で、フリーペーパーの発行、イベントの主催、参加を通じて大学生の“食育”を目的としている。

フリーペーパーは年に2~3回発行、現在vol.6の制作にとりかかっていて、前回のVol.5では

「全国の大学生のフリーペーパーの祭典『Student Freepaper Forum』の一次選考を突破し、二次選考20媒体に選ばれました」と誇らしげに語った。

ちなみに某ブログによると、全国に学生フリーペーパーは300媒体ほどもあるらしいぞ!

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↑ほか学生団体とのコラボのいろり(左)とEssensVol.5(右)

 

イベントは最近では4月に『和herb kitchin“日本初”の和ハーブカフェde 香り豊かな彩りディナー』というイベントを主催し、これは和ハーブと呼ばれる七草、シソ、セリ、小松菜などを使って料理をしたあと、招いた講師の公演を聴くと言った内容で、筆者はもっと早くに知っていれば是非参加したかった。

 

大学生の乱れた“食生活”

そんな素晴らしい活動をしている学生団体Essensの目的である“食育”だが、

大学生になって家での食事が減り、外食が増え昼食をコンビニのパンなどで済ませている学生、自分や友人など心当りがないだろうか?

昼食はパンだけ、お腹が膨れればいいという考えを持っている人、サラダしか食べないなど食事制限に寄るダイエットをしている人など、石原さんはそういった人たちにもっと食の大切さを知ってほしいと語った。

 

こういった食生活を送ると、上記に書いた例はいずれも栄養バランスが偏っている場合が多い。パンだけで食事を済まそうとすればエネルギーは摂取できる。が、たとえば、パンの他にも食べることで、体にとってとても大切なビタミンやタンパクなどを摂取することは健康につながるし、パンは摂取するエネルギーの割に腹持ちが悪い、などということがあるそうだ。ダイエットをするにしても野菜を食べるだけだと活動に必要なカロリーは摂取できないし体を作るためのタンパク質も不足しがちになる、ダイエットに成功しても必ずしも健康であるとは言いがたい。

 

秘伝の食事術!

そこで石原さんに秘伝の食事術なるものを教えていただいた。

”門外不出”と書いて”押すなよ”と読んでほしい。

食事を豊かにする門外不出の“ワザ”は2つ、まずは“食事を楽しむ”こと、そして“食事の選び方”だ。

一つ目の楽しむ、ということを石原さんは

「誰かと食事を共にしたり、多少高くなっちゃいますけど、いろいろなものと組み合わせて食べること、コンビニやスーパーで買ってきたお惣菜でも食器に盛りなおすことで一気に豊かな食事になります。」といい、今まで心理的な豊かさについて考えてこなかったが、食事において確かな大切な要素だと、話をしていてはっとさせられてしまった。

そして石原さんは、2つ目の食事の選びかたについて、

「たとえば、おそばを選ぶにしても野菜やお肉が乗っているおそばを選ぶなど意識するようにしています」と自分のことを例にあげて語ってくれた。

 

願いのエッセンス

ここまでのことを考え実行し、伝えてくれた『学生団体Essens』だが彼女たちにはある願いがある。そのことを尋ねると石原さんは

「同じような団体が今はあまりないので今後もずっと団体が続くこと、食育が広まっていくことを願っています」と言った。そのためにはこの記事を読んでいるような食育に関心のある人に広まることも重要だが、現在食にあまり興味のない人を集めてのイベントもやってみたいという。友人、彼氏彼女と行くのにもオシャレで素敵なイベントになるとおもうぞ!

 

 

え?筆者はこんなにいい話を聞かせてもらったんだしさぞちゃんとした食事をとっているんだろうって?安心してほしい。この記事を書きながら野菜たっぷりとベーコンの入ったスパゲティナポリタンを食べているぞ。 うん、うまい

 

笑顔を作る黄色の団体

学生団体Essenceを五輪のカラーに例えると黄色となるらしい。決してどこぞのイエローのようにカレーばかりを扱っているわけではなく、

「“食事”といういつも身近にある行為が人々の笑顔を作り出し何かをする原動力になる、そんなふうになればいいと思っています。なのでみんなのそばに寄り添う黄色を選びました」とのこと。

 

 

2020年、Tokyoオリンピック・パラリンピックにはたくさんの外国人観光客が来るだろう。そのとき日本の学生が食事の大切さ、食事を楽しむ決め手を伝えられたらなんだかすごくカッコイイのではないだろうか?

 

学生団体Essens公式HPhttp://essensfp.wix.com/essens-hp

 

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ライター名:三井田尚寛 TOKYO PLUS+