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衝撃!豪快!これぞ戦いの中の戦い!!ウィルチェアーラグビー!
ラグビー日本代表が南アフリカを破り、五郎丸歩選手のポーズが話題になっている今日、日本はラグビーブームが到来しています。しかしみなさんウィルチェアーラグビーというものを知っていますか??私がsports of heartという障害者スポーツイベントで経験したこととともに紹介したいと思います!
ウィルチェアーラグビーとは
ウィルチェアーラグビーは四肢に麻痺のある障害者が車椅子で競技する障害者スポーツの一つで、車椅子スポーツ、クアドララグビーなどと呼ばれることもあります。車椅子同士が激しくぶつかり合う激しいボディコンタクトがあるのが特徴で北米ではマーダーボール(殺人ボール)ともいわれています。
(wikipediaより)
ルールについて
バレーボールの試合球サイズの球形のボールを用います。このボールを2本のゴールポスト(パイロン)で区切られた敵陣のゴールラインまで、パスやドリブル、膝の上にのせるなどして運ぶことで得点になります。相手チームの攻撃を妨害する際は車いすによるタックルが認められています。1チーム4名で競技し、男女の別はありません。車いすバスケットボール同様、持ち点制を採用しており、障害の程度に応じた選手それぞれの持ち点の合計が8点を超えないようにチームを構成しなければなりません。
(wikipediaより)
実際に見て
冒頭で少しお話ししたように、10/18に代々木公園で行われたsports of heartにいってきました!sports of heartの詳細についてはこちらの記事をご覧ください↓
http://japanese-team.jp/archives/3502
そこで実際にウィルチェアーラグビーの試合を解説を入れてもらいながらみせてもらいました!
そこでウィルチェアーラグビーをはじめてみたのですが……すごすぎる。
車椅子同士が全力でぶつかった時の重低音。と同時にうかびあがる車椅子。タイヤの破裂音。一回ぶつかっただけでこれだけの豪快さ。その中で車椅子を自在に操って回転、方向転換をし、次々にかわしていく爽快さ。こんなに激しく豪快で美しいスポーツだと私は知りませんでした。
パンクしたタイヤを整備しているスタッフ
実際にやってみた
なんと、このウィルチェアーラグビーに参加させてもらいました!私はその日初めて車椅子に乗ったのですが、これがすごく楽しい!笑
移動するのが車輪に変わっただけでこんなにも新鮮な気持ちになれるなんて…!
一緒に参加されていたパフォーマーのニッチロー’さん
実際に車椅子同士でぶつかったとき衝撃は想像以上に私の体を突き抜けました。と同時に高揚感と爽快感が私を貫きました。そして慣れてきたころには廻ったり曲がったりしながら相手をかわしゴールに一心に向かっていくあの感覚に私はすっかりハマってしまいました!
実は…
ウィルチェアーラグビーの世界ランキング、実は日本はなんと4位!!こんなにも強いなんて…
このように障害者スポーツの中には世界でもトップレベルの強さを誇っているものがたくさんであります。現に車椅子テニス男子女子ともに世界ランキング1位は国枝慎吾選手、上地結衣選手と日本人が独占している状況です。
2020年オリンピック・パラリンピックが東京で開催されることが決定して、スポーツに大きく関心を持った人も多いと思います。ぜひ、ぜひ今まで見る機会がなかった人は障害者スポーツの世界にも目を向けてみてください。そこには新しい光景が広がっているかもしれません。
ライター名:村山郁仁