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【限界なんてない】まさに神業、エクストリームスポーツの魅力!!

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エクストリームスポーツ、という言葉をみなさんは聞いたことがあるだろうか。「強そう、激しそう、かっこいい、こわい」、エクストリームという言葉からなんとなくこんな印象を抱いた人は、なかなか鋭いかも知れない。今回はひそかに注目を集めている、エクストリームスポーツに迫る!!

 

エクストリームスポーツとはなにか

エクストリームスポーツ、それは、人間の力を極限まで引き出し、見る人を圧倒させるスポーツのことである。速さや高さを伴うものが多く、危険を感じる反面、その技術は人を引きつけ、釘付けにする。近年ではエクストリームスポーツだけを集めた大会もあり、アメリカをはじめとする世界各国、日本でも若者を中心に人気を集めている。具体的にどんなものがあるのか、5つほど紹介しよう。

 

フリースタイルモトクロス(FMX)

まずはじめに紹介するのはフリースタイルモトクロス、FMXとも呼ばれる。競技のベースとなっているモトクロスというスポーツは、急なコーナーや起伏の激しい坂で構成された未舗装のコースを、オフロードバイクで周回して、速さを競うもの。だが、フリースタイルモトクロスはこれとは少しワケが違う。会場に設置された急坂を一気に駆け上がり、バイクと体が宙に浮いている瞬間に技を決める、まさに人に魅せつけるための競技である。その中には、一回転するものはもちろん、バイクと体が完全に離れるものもあり、どうなっているんだ… と、驚くものばかりだ。ぜひ動画を見て、恐怖と感動を感じ取って欲しい。

 

スカイダイビング

お次は知っている人も多いのではないだろうか、スカイダイビングの紹介だ。飛行機から身を投げ出して、パラシュートで地上まで降下するもの。ただしエクストリームスポーツというからにはこれだけではない。もちろん、落下しながら技を繰り広げたりする。複数人でやる場合も多く、もし距離感を見誤ったら… と考えると、ただでさえ怖い上に足がすくむ。高所恐怖症の方は、動画の閲覧はご注意を!

 

スキー・スノーボード

えっ、これもエクストリームスポーツなの?と思った方、そうなんです。スキーやスノーボードも種目によってはエクストリームスポーツと呼ばれる競技なんです。最近ではソチオリンピックで、「スロープスタイル」と呼ばれる種目が増えたことを覚えている人も多いのではないだろうか。もともとこのスロープスタイルは、エクストリームスポーツの祭典「X-Games」の種目だったものだ。スピードを競うものではなく、技術の高さを競うもの、これもぜひビデオを見てほしい。

 

 

パルクール(フリーランニング)

いままで紹介した3つは、未舗装路・空中・雪面など、日常とは遠いフィールドだったが、このパルクールは逆に、日常使っている道や公園でするスポーツ。普段何気無く歩いているような場所を、走る・跳ぶ・駆け上る、まさに人間の身体の限界を引き出す競技だ。日本でも人気が高まってきており、動画を検索すると多くの人がこれに挑んでいることがわかる。見慣れている風景で、あり得ない技を繰り出す姿に、違和感と興奮を感じることができる。

 

 

エクストリームアイロン掛け

最後に紹介するのは、エクストリームアイロン掛けだ。この”スポーツ”は、普段絶対にやらないであろう場所で、あえてアイロン台を広げ、服にアイロンをかけるというもの。ふざけたように聞こえるかも知れないが、この競技に挑む人(アイロニストと呼ばれたりもする)は至って真面目。極限環境でいかに涼しい顔で服のシワをのばせるか、命をかけて戦っているのだ。よい子は真似しないほうがよさそうだ。

 

エクストリームスポーツとはなにか

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さて、もう一度考えてみて欲しい。このエクストリームスポーツは、非常に定義があいまいなスポーツである。速さや高さが重要なのではなく、人に魅せるためのスポーツなのだ。やっている競技者が「これはエクストリームスポーツだ」と言い張れば、それはもうエクストリームスポーツになってしまう。「これってすげぇエクストリームなんじゃないか…??」もしなにかひらめいたなら、やってみるのもいいかもしれない。ただし、くれぐれも安全には配慮していただきたい。

 

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ライター名:三井田尚寛 TOKYO PLUS+