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東京
【2020年に向けて】東京ブランドをPR!キャッチコピーは「&TOKYO(アンドトーキョー)」!
先日、東京都は、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催とその先を見据え、「東京ブランド」の確立に向けてブランドコンセプトに基づく新たなロゴ・キャッチコピー「& TOKYO(アンドトーキョー)」を発表しました。
観光地としての印象がまだ弱い
2013年に東京を訪れた外国人旅行者数は、過去最高の681万人を記録しました。
東京都は2020年に年間1500万人、2024年に年間1800万人を目標に掲げています。
しかし、旅行地としての東京を海外に強く印象づけるイメージが確立されていないなど、世界に東京の魅力を伝えるための取り組みが十分ではありません。
世界の有力な観光都市では、国や都市を象徴するイメージが明確で、それを長期にわたって発信するなど、魅力を伝えるための取り組みがしっかりとしています。
中でもニューヨークのロゴは有名ですね。
今回の「&TOKYO」のロゴは、観光地としての東京のイメージをPRするシンボルになるでしょうか。
出典:http://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2015/02/DATA/22p26101.pdf
「& TOKYO」に込められたメッセージ
“伝統と革新が交差しながら、常に新しいスタイルを生み出すことで、多様な楽しさを約束する街。”というブランドコンセプトが「&TOKYO」には込められています。
東京は、様々な人・モノ・コトが出会い、つながることで、新しい楽しさをつくり出す街であるという、世界に向けたメッセージです。
「& TOKYO」と5つの独自価値
「& TOKYO」は、5つの”東京独自の価値”を5色で表現しています。伝統と革新が融合する東京の歴史と多様性を表現されています。
Unique=茜色(あかねいろ) 独自の伝統や文化の共存・集積をあらわす価値「Unique」は、日本らしい伝統色「茜色」で表現します。 |
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Excellent=藤色(ふじいろ) 洗練された高いクオリティーを示す価値「Excellent」は、気品ある「藤色」で表現します。 |
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Exciting=支子色(くちなしいろ) 常に活力のある都市としての価値「Exciting」は、気分を明るくする「支子色」で表現します。 |
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Delight=松葉色(まつばいろ) おもてなしの心や誠実さを示す価値「Delight」は、安らぎや調和をあらわす「松葉色」で表現します。 |
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Comfort=縹色(はなだいろ) 安心・正確・便利という価値「Comfort」は、信頼や冷静さを感じさせる「縹色」で表現します。 |
あの著名人も出演?!PR映像
またPR映像も製作されています。
こちらは舛添知事が東京の魅力を語るver
こちらは外国人の男女が東京の魅力を体験するver
北野武氏、草間彌生氏、武蔵川親方(第67代横綱武蔵丸)、水原希子氏、MAN WITH A MISSION、CTSという世界的に著名な方々が出演しています。
これから
今後、都民や民間事業者もロゴマークを自由に使えるようになるようです。
ロゴを使った商品開発や、民間人の手によるロゴの活用などで、皆が一体となって東京ブランドを世界に発信していくことが期待されます。
これからの発展が楽しみです!
しかし…
またパクリ問題浮上?
「&TOKYO」のロゴが発表されると、ネット上でまたパクリなのでは?という声があがりました。その似てるとされるロゴがこちら
出典:http://plugandsee.club/en/frontpage-2/
フランスのメガネブランドPlug&Seeのロゴです。
うーん…なんとも…
舛添都知事は定例会見で「(似たようなロゴは)ごまんとあり、もっと見つかってもいいくらい。『&』は記号で著作権の対象ではなく、エンブレムの問題とは全然違う」
また「商標登録をきちんとやった。」と法律的も問題ないことをアピールしています。
このように、ロゴについてもいろいろな論議がありますが、自分はこれを批判することより、どうより良くしていくかをみんなで考えていくべきだと思います。
2020年に向けて皆が一丸となって東京を盛り上げることが大事だと自分は考えます。
東京ブランド公式サイト:http://andtokyo.jp/
ライター名:三井田尚寛 TOKYO PLUS+