- Volunteer
- 五輪
オリンピック
【第2回】あなたも「日本代表」になれる!東京オリンピックボランティアに参加してみよう!~大会ボランティアについて~
先日からスタートした、東京オリンピックボランティアについて紹介するこの企画。
東京オリンピックボランティアは大会ボランティアと都市ボランティアの2つに分かれていることは前回すでにお話ししました。
前回の記事はこちらから 第一回~オリンピックボランティアとは?~
第2回目となる今回は、大会ボランティアについて詳しく紹介していきます!
What’s 大会ボランティア?
(参照:五輪公園に設置されたモニュメント前で記念撮影する運営スタッフら=29日、リオデジャネイロ(共同))
一口にオリンピックボランティアといってもかなり幅広い種類があり、その数はなんと3000以上にもなると言われています!
その中でも主に競技会場や選手村など、大会に関係する会場で活動を行う大会ボランティアの仕事内容は多岐にわたります。
高い語学力や競技の知識など専門性が求められるものがある一方で、大会ボランティアにはそのような資格を持っていない人でも、気軽に活動できる仕事が多くあります。
そこで、今回は専門スキルが必要なボランティアとそうでないものの2つに分けて、大会ボランティアを紹介していきたいと思います。
自分の強みを生かせる!専門スキルが必要なボランティア
【通訳、翻訳サービス】
来場者、選手、大会関係者などに対し、通訳および翻訳全般の活動を行います。
また、ごく一部ですが選手の記者会見の同時通訳を行える場合もあるのだとか!
もちろんかなりの語学力が必要なため、通訳の経験者や資格保有の有無が採用の決め手となりそうです。
英語、フランス語、中国語など50以上の言語があり、最近ではアフリカ圏の言語に堪能な人が重宝されるようです。
【ドーピングコントロール】
ニュースでもたびたび選手のドーピング問題が話題になりますが、実はそれを専門に検査するボランティアもあります。
それが、ドーピングコントロールです。
競技後などにランダムで選定した選手から尿を採取・分析をし、選手の誘導も行います。
オリンピックの公平性を保つものとして、とても重要な役割を担っています。
資格なんてない、というあなたも!気軽に挑戦できるボランティア
【会場案内】
最も多くの人員が必要なボランティアの一つです。
競技会場を訪れた人々が、安全に楽しく試合を観戦できるようにサポートするのが主な活動です。
来場者の誘導やチケット確認、選手の資格認定証の確認などをローテーションで行います。
比較的選手に会える確率も高く、かつ来場者との関わりも多いため、「オリンピックボランティアの顔」ともいえます。
【警備】
警察官、警備員などのサポート役として働きます。
競技会場をはじめ、選手村や大会関係者の滞在先のホテルなど、あらゆる場所で警備を行います。
専門スキルはあまり必要ありませんが立ち仕事で動き回ることも多いため、体力に自信のある人が向いています。
自分にあったボランティアを見つけよう
いかがでしたでしょうか?
このほかにも、ここには書ききれないほどたくさんのボランティアが存在し、どれも重要な活動です。
ぜひ、あなたも「自分はこれならできる!」というものを探してみてくださいね。
次回は、気になる都市ボランティアについて紹介します。お楽しみに。
参考:市居愛「オリンピックボランティアになるための本」、インプレスジャパン、2014
ライター名:Maho Tomita